24/Ⅴ.(火)2011
天候や震災疲れや週末の暴飲暴食で体調不良気味。なのに、東スポの星占い・ヘルス運では、「獅子座は絶好調!」らしい。だから、占いは当てにならない。
同じく東スポで読んだのだが、昨日の参議院の委員会に京大の小出裕章が参考人として招かれたらしい。小出裕章はこないだ明治大学で講演を聴いた。(4月29日のブログ、「1/2000の男」を良かったら見てください)。小出氏は「まさか私が委員会に呼ばれるとは思わなかった。ただ一方的なのは良くない。今度は推進をしている人たちとフェアに討論する場所を作ってもらいたい」と語っていたという。以上、東スポ情報でした。
下は、今日のお花。青いバラって珍しいでしょ?
トロピカルなカクテルみたい。カラオケ・ボックスでたまに注文する。
とある月曜日
23/Ⅴ.(月)2011
今日は校医。僕は母校の校医をしているので、クラスメートが先生で働いてたりする。彼から3冊の本を貰った。
広瀬隆の「福島原発メルトダウン」と同じく広瀬隆の「二酸化炭素、温暖化説の崩壊」、それから巌谷國士の監修の「森と芸術」。第7章の「シュルレアリズムの森」に心惹かれる。
夜は、臨床薬理の小さな勉強会にアドバイザーで参加。若くて一生懸命な人と会うとこちらも刺激を受ける。
継続は力。
21/Ⅴ.(土)2011
Iさんは50代後半のナイス・ミドルで、僕とは古いつきあいだ。Iさんは中学時代は野球部で、今でもストレス解消にバッティング・センターに通っては、ジャストミートを心がけ、たまに「ホームラン」の的に当てるというのだから恐れ入ったものだ。
そんなIさんは最近、腕立て伏せを始めたらしく、「先生も一日5回でいいからやった方がいい」とすすめる。
<5回?少なくないですか?>と僕が言うと、「続けることが大切なんです」ともっともな事を言われて納得する。
でもね、やっぱり僕には無理かな。
だって僕は、一日々々を真剣に生きてるから、毎日々々考えることが変わるんだよ。
屁理屈だけどね。
下は、最近かぶってるキャップ。古い帽子に、缶バッジをいっぱい付けてリニューアルして使ってる。
「元野球部」バッジは、中野ブロードウエイで買いました。
けいおん×ローソン、その2
20/Ⅴ.(金)2011
先日、ここで紹介したローソンの「けいおん」グッズを買えなかった方が多かったそうで、
カワクリのホームページで初めてみたけど「うちわ」が見にくかったというご意見が何件かあった。
そこで、そんな方々のために、うちわをアップで見せましょう。
まずは、唯ちゃん。↓。
裏は、赤地に「HTT」。
知らない人のために、HTTとは「放課後ティータイム」の略で、
「放課後ティータイム」とはアニメ「けいおん」で彼女らの組んでるバンド名です。↓。
続いては、澪ちゃん。↓。
裏地は、青。以下、同様。↓。
次は、むぎ。↓。
裏地は、ピンク。以下、同様。↓。
続いては、律。↓。
裏は、黄色。以下、同様。↓。
そして、あずにゃん。↓。
裏は、緑。以下、同様。↓。
最後は、全員集合。上のパーツパーツが組み合わさって、一つの絵が完成してるのがわかるでしょう。↓。
裏は、白。
これは、学園祭ライブの時にメンバーがお揃いで着たTシャツのデザインで、
アニメでは顧問のさわちゃんの粋なはからいで、サプライズで観客の生徒達も全員同じTシャツを着てて、
幕が上がったら「けいおん」メンバーがビックリして感動するという、場面に使われました。↓。
実は、これと同じTシャツが実際に売られているのです。
僕も持っていて、時々、着てるから見たことある人もいるでしょう。↓。
他にも、アニメの中でキャラクターが着ていたTシャツを商品にして好評発売中なのだ。↓。
この中では、「アイス」「ラブハント」「ハネムーン」「いなかの米」「ミルクガール」を僕は持っています。
今年の夏も暑いらしい。
BGM. はっぴぃえんど「風をあつめて」
花がわり
19/Ⅴ.(木)2011
朝、診察室に入ったら机の上に、こんなお花があった。昨日はなかったから、朝、吉田さんが買って来てくれたのかしら?。↓。
お昼休みから戻ると、診察室の机の花がこんなのに変わっていた。↓。
岡田さんの種明かしによると、朝の花は昨日処置室にあったお花で、お昼のうちに今日のお花を買って来て、昼休みの間に取り替えたのだそうだ。
彼女らはどうしてどうして動きが素早くて、僕がちょっとカルテを置きに部屋を出た合間にお花を替えたりするから、たまにビックリする。僕が驚くと、自分たちで「黒子のような動き」と言って笑う。黒子がいてこそ、舞台は回る。心強い。
BGM. 高田みづえ「花しぐれ」
ベテラン
18/Ⅴ.(水)2011 快晴
今度、小さい会だが、研修会のようなもので「講演」をすることになった。あまり、そういうガラでもないのだが、断ってばかりもいられない年齢になったかな、と思って引き受けた。
僕は、平成元年に医師免許をとったから、自分のキャリアが何年かは数えなくても判る。元号が変わらない限りはね。医師免許は、厚生大臣からおくられるのだが、当時の大臣は小泉純一郎だったから、僕の医師免許は小泉純一郎の名前が書いてある。
頑張れ、小倉優子!
17/Ⅴ.(火)2011 肌寒い、少し雨
きのうの東スポの一面に、「小倉優子、脱税疑惑」と見出しが出てた。
赤ワインをグラス片手にうっとり傾ける写真が使用され、毎度のことながら、
東スポの写真のチョイスには悪意がある。
ま、東スポだから許されるって面もあるけど。
逆に、東スポの一面に載ったから、「ガセネタか!」という効果を産んだかも。
一説によると、眞鍋かおり同様に事務所から逃げようとしているから、
嫌がらせをされたという噂もある。
頑張れ、小倉優子!。
ブログで小倉優子の応援をするのは、2回目だ。
前回は、2010年7月2日「焼肉小倉優子」だ。
(よかったら、みて下さい。ただし、くだらないです。怒らないで下さい)
断っておきますが、今回はくだらないです。
だけど、一生懸命、書きました。
でも、ふざけたことが嫌いな人は、ここから先は読まない方がいいです。
後悔するから。あとで怒られても、困るし。以上、警告終了。
昨日の電車の中吊り広告には、小倉優子の結婚式をSMAPが協力する、みたいのが載っていた。
コンビニで雑誌を読んだら、協力するのはSMAPのマネージャーだった。SMAPは来ないらしい。
小倉優子の結婚相手、良い人だといいな。
そんな訳で、小倉優子を応援するために元・ファンとして、
コレクションしたトレカ(中身の見えない袋に入っているカードを集めたり交換したりする遊びのためのカード。
ポケモンカードとか遊戯王カードが有名)の一部を紹介しましょう。
トレカは、中身が分からないので揃えるのは結構、大変で、おまけにアイドルものは
「ポケモン」や「遊戯王」みたいにメジャーではないから取り扱い店も限られ、
同様の理由で交換する相手もいない。孤独な収集作業だった。
↑上のように一枚一枚を専用のバインダーにファイルするのだが、
醍醐味は一枚づつがパーツパーツになっていて9枚揃うと一つの写真が完成する、というパターンがあるのだ。
右足だけない、って時はせつなくなる。下が揃ったバージョン。↓。
こんな感じです。トレカは、下の写真のような箱に入れて売っている。
この箱は、中野ブロードウェイにある「歌姫」っていうアイドル専門のCDショップで、何かを買った時のおまけで入手した。
学校は何をする場所か?
13/Ⅴ.(金)2011
今年度も、東京都教育庁の仕事を引き受けた。
これは、精神科医が都立高校に出向いて教員等の相談に対応するという事業で、東京都の事業でこういうものが成立する
ほど教育の現場は大変なのだ。
僕がこの仕事を引き受けたきっかけは、前の前に務めてた病院の元部長先生からの紹介で、もう4年になるかな?
5年目かも?。
僕は、母校の精神科校医もやっているので、「教育とは…」などと時々考える。
「学校は、勉強を教えたり、単位を取得するだけの場所ではなく…」などとも考える。
そんなことを考えるのは、学校に関わる仕事をしているから当然だが、同時に自分の立ち居地が「生徒」から遠くなった、
ということにもなる。
いい歳して何を当たり前な事を言っているのだ?、と思われるかもしれないが、「社会的な肩書き」という役割ではなく、
「精神性」みたいなものが「学生たち」と違うところの住人になったから、外側から「教育とは…」などと考えるようになった、
という意味だ。
そう言えば、最近、「目が醒めたら試験の当日で、何も勉強をしてなくて、焦る!」、なんて夢をとんと見なくなった。
BGM. 森川美穂「卒業」
けいおん×ローソン
11/Ⅴ.(水)2011
ローソンで「けいおん」のフェアをやってるらしいが、クリニックや家の近所にローソンってないんだよ、と思ってたら、Kさんにこんなにプレゼントしてもらった。
前に、RCのDVDをダビングしてあげたお礼だそうで。それにしては、貰いすぎかな。でも、近くにローソンないし。ありがとう、嬉しいです。でも、皆さんは、真似しないで下さいね。贈り物はお気持ちだけで。
でも、せっかくだから披露しますね。
下は、ポップコーンとバウムクーヘン。もったいなくて、食べれませんね。↓。
下は、缶キャンディとメタリックプレート。↓。
下は、うちわ。5人揃った模様と、それを1人づつのバージョンにしたのとで計6種類。↓。
昨日は、真夏みたいに暑かったけど、今日は寒い。でも、気がついたらもう5月も中旬。きっと夏だってすぐに来る。
僕は、夏生まれだから、早く夏になって欲しいな。そしたら、この「けいおん」のうちわを日替わりで使おう。節電にもなるし。
今日は、5月11日、震災からまる2ヶ月だ。
患者が医者を育てる
9/Ⅴ.(月)2011
校医の後、ステラ治療院へゆく。
ステラには、最近、新人さんが入って、今日は始めの少しのマッサージをその人が担当した。
マッサージを受けながら、僕はいつも寝てしまうのだが、ふと自分の研修医の時のことを思い返していた。
僕は、医者になって大学病院の神経精神科に入局した。
入局2年目までは研修医で、見習いみたいな扱いだ。
何人かの研修医で、外来の予診をしたり、病棟で処方箋を書いたり、入院患者に点滴をする仕事を分担した。
精神科で点滴というと驚く人もあるかもしれないが、意外と多いのである。
注射薬を直接静脈から入れたり、精神的な負担で食事が食べれない人も多いからだ。
僕は、この点滴が嫌いだった。
血管は個人差がすごくあって、太く見えている人は楽々できるが、細い人や見えない人の時は大変なのである。
刺しては失敗し、刺しては失敗しを繰り返すと、何度も刺される患者さんも可哀想だし、出来ない自分もみじめになる。
結局、困ると上の先生に頼んでやって貰うことになる。
だから、僕はパッとみて無理そうだったら、始めから上の先生を呼んだ。
その方が、患者さんの負担も少ないし、効率的だからだ。
間違ってないだろう?。
ある日、僕は、「あの人は血管がないよ」と評判の「研修医泣かせ」の女性患者さんの点滴当番になった。
僕は、ベッドまでガラガラと点滴を引きずってゆき、「ちょっと、血管を拝見」と駆血帯を上腕に巻き、
血管を探すも薄~い線みたいなものしか見当たらない。
いつものように先輩を呼びに戻ろうすると、その患者さんは、
「先生が刺して下さい。やらないと上手くならないですよ。私で練習して下さい」と言ったのだ。
なんか、その迫力に負けて、「はい」とか言って、やったのが間違いだった。
何度刺しても、血管に当たらないのである。
10回以上、失敗しただろうか。
さすがにこれは先輩を呼んだ方がいいと思ったのだが、その患者さんは「まだ大丈夫です」と言って、
駆血帯をはめてない方の手を、グーパー・グーパーしてるのである。
これから刺す手が失敗した時のために、もう一方の手の血管を少しでも浮き出させようと準備してくれているのである。
それにどれだけの効果があるかは知れないが、想いが伝わってくる分、プレッシャーになる。
その部屋は、女子の6人部屋で6つのベッドがあり6人の患者がいる。
僕と点滴が格闘している只ならぬ雰囲気を感じ取り、残り5人の患者が僕らのベッドの周りに集結した。
口々に、「○×ちゃん(その患者さんのこと)、頑張って!」「先生、しっかり!」と妙な一体感が生じてきた。
まずいな…。
それでも僕は、何度も失敗をして、それでもその患者さんは「やらないと、上手くならない!」と言って
グーパー・グーパーし続けるし、5人の患者の応援も「が~んばれ!が~んばれ!」みたいなコーラスになってきた。
まずいな…。
まぐれなんだろう。
ひょっとしたら、医学の神様が「この位にしておこう」と力をお与え下さったのかもしれない。
点滴が入ったのである。
駆血帯を外し、滴下しても、腕は腫れあがらない。
成功だ。一斉にオーディエンスからは歓声と大拍手が起こった。
ある患者さんは「○×ちゃん、頑張ったね!」とその患者さんに声をかけ、
背の小さいおばあちゃん患者さんは僕の背中をたたいて「よくやったね」と涙ぐんでいた。
しばらく歓声は鳴り止まず、「何事が起きたのだ?」とあわてて医者や看護婦が駆けつけて来た。
「来るなら、もっと早く来いよ、ばか」と思った。
その後、僕は3ヶ月間、救命救急センターで研修をした。
24時間、いつでも出動できるよう病院に寝泊りした。
ある時、急患が運ばれて来て、輸血をするかもしれないから、少し太い針で血管を確保しないといけない。
僕がその係をした。
あとになって指導医の先生から、「川原、よくあの患者さんの血管とれたな」と誉められた。
僕は知らないうちに点滴が上手くなっていたのだ。
僕は、「あの時の女性患者さんのお陰だな」と心の中で思った。
子が親を育てる、と言うし、生徒が良い先生を育てる、とも言う。
それと同じ様に、良い医者は患者に育てられると思う。
本当にそう思う。
そういう謙虚な気持ちは、いつまでも忘れてはならないと思う。
ところで、どんな道でもそうだが、1人前と認められるには時間が必要だ。
ステラ治療院の若い先生の健闘を祈る。
BGM. 槇みちる「若いってすばらしい」