7/Ⅴ.(土)2011
連休明けとは言え、今日来た皆さん、待たせてすみません。
言い訳がましいですが、朝は9時前から始めて、昼休みもなくやってアレなので申し訳ない。
とくにKさんにいたっては、あれだけ待たせて、終電がなくなりそうだからと、診察もできず、替わりにお花まで頂いて、何と言っていいのやら。ありがとう、かな?。お花飾りました。これ、カーネーションですよね?
そうかぁ、明日は、「母の日」かぁ。
BGM. 遠藤ミチロウ「お母さん、もういい加減あなたの顔は忘れてしまいました」
GW明け
ダビング
5/Ⅴ.(木)2011 GWオーラス
旧友に、昔、「朝まで生テレビ」に広瀬隆が出てた『原発』の回を貸してと頼まれたので、VHSテープをDVDにダビングしてもらうべく、中野に出向く。
僕は、いつもダビングは中野ブロードウェイに入っているお店で注文することにしている。
まがりなりにも、自分のコレクションを見せる訳だから、相手は選びたい。
この店は、商売っ気のない朴訥としたおじさんがやっていて、この店を構えて25年だそうだ。年は65才で、これまでは波乱万丈(自称)の人生で、仕事も転々としながら、考えながら、やっとここ(中野ブロードウェイ!)に行き着いたのだそうだ。素敵だ。
そのおじさんの良い所は、顔見知りの間柄なのに、行く度に、必ず「あなた、仕事は、音楽関係だっけ?そんな格好で(僕の服装を見て!)こんなの(僕のコレクションを見て!)持ってんだから、音楽関係とかそっち方向でしょ?」と毎回言う。そっちって、どっちだ?。
僕が、「精神科医」と答えると、おじさんはちょっと耳が遠くて、「あっ、獣医だったね」って必ず、聞き間違える。そして僕は毎回、「せ・い・し・ん・か」と言い直す。すると、おじさんは途端に恐縮して急に敬語になる。毎回そう。再放送みたい。
今回も、「あなた、原発、反対?。駄目だよ、ウォシュレット使ってんでしょ?」と説教から入り、「仕事、音楽関係?」から以下同文が繰り返され、何度かのやりとりの後、僕が精神科医であると思い出すと、急に「お預かり致します」と最敬礼する。
でも、次、行く時はまた同じ繰り返しなんだ。ね、信用できるでしょ。
教科書で知る歌
4/Ⅴ.(水)2011
TVで中居君司会の番組で、SMAPの歌が何曲か教科書に載っている、という情報をみた。
僕が中学の頃、ニヒルなK君は、音楽鑑賞の時間にホルストの『惑星』を聞かされてる時に隣から、「くだらないよね。オレ達が大人になった頃には、ビートルズが教科書に載ってるぜ」と、したり顔で言ってたが、その通りになった。いや、それ以上で。
ここで言う、「ビートルズが教科書に載る」は、「ビートルズも古くなる」という意味で、もっと言えば、教科書に載るようになったらRockも終りさ、という意味も言外にあった。
「Rock=反体制」、「教科書=体制」というのは、いかにも中学生らしい単純思考だが、実は僕は今でもそう思う節があり、誰それの何とかという歌が音楽の教科書に使われています、なんて雑学を聞くたびに、「断ればいいのに」と内心思うのだ。調べてないけど、ストーンズとかRCサクセションなんて載ってないんじゃないか。載せらんねぇよ。
RCで思い出したが、そう言えば、娘が小学校の頃、「道徳」か「宗教」の授業があって、そこでジョン・レノンの「イマジン」を教材として採り上げるから、「お家で持ってる人はCDを持ってきて」というお報せがあった。そこで僕は、原曲とキヨシローがカバーしてるのと、両方を持たせた。
すると、先生はキヨシローの訳詞に大変感動して、「お父さんに是非、CDを貸して下さい」と娘づてに頼まれた。ミッション系の校長先生の頼みだった。こういうのは、「例外的」にあってもいいのかな、と思う。まぁ、「イマジン」自体が、ちょっとお説教くさい歌だったもんね。勿論、大好きな歌だけどね。でも、ちょっとね、教科書っぽいかな。
BGM. 冨田勲 「惑星」
これからの生活
3/Ⅴ.(火)2011 曇りのち小雨
「イッセー尾形のこれからの生活2011 in 渋谷」を観にゆく。被災地の方が「イッセー尾形をみたい」と言ってくれているという声を受け止めて、自粛はせず公演を行った。Uチューブのイッセー尾形の人気ランキングの上位作品を中心に演じた。
場所は、渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール。セルリアン・タワーの裏だと聞いていたが、アニメイトコミック館の坂の突き当たりのジョナサンの先だった。
帰りは雨だった。コンビニでビニール傘を買い、アニメイトでコミック「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」4巻を買って帰る。
休みが続くと、かえって疲れが出るのは、貧乏性なのかな。それとも、雨のせいかな。
勉強に近道はなし
2/Ⅴ.(月)2011
「涼宮ハルヒの憂鬱で英単語が面白いほど身につく本」というのを読んだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の原作テキストとその英訳を見開きに対訳形式で載せている。
原作を読みながら、英語学習に必須の約2700語を収録しているから、
「原作を読みながら、英単語を覚えられるのよ!」ってワケである。下が、それ。↓。
中でも面白いのは、本の途中に時々出てくる、「『涼宮ハルヒの憂鬱』の名セリフ~英語ではこう言う」というコーナーで、
たとえばこんな感じである。
「ないんだったら自分で作ればいいのよ!」「何を」「部活よ!」
`I should just create one, if there isn’t any!.’ `Create what? ‘ `A Club!’
って感じ。
でも、これ読んでて思い出したのだが、中学の時、「ビートルズで英語を覚えよう」という本を買って、
試験前にどうしてもやる気がでなくて、その本で英語のテストにのぞんだら、
さんざんだったという苦い思い出がある。
Getting better-彼は快方に向かっている、というのだけ解けたかな。
今も昔も学生はそんなに変わりはないだろう。
僕の「ビートルズで英語を覚えよう」と同じように、「涼宮ハルヒ」で英語の試験にのぞむ人がいるかもしれないな。
そうそう、ハルヒは設定では、結構、成績がいいのである。
何の巻だったか忘れたが、ハルヒがテストでいい点数をとるコツをキョンに教えるシーンがあった。
ハルヒが言うには、
授業中、教師が話すこと以外のことは考えず、黒板と教科書以外のものを見さえしなければいいのよ、
みたいなことを言っていた。
確かにそうだね。でも、僕には空想癖があるから、絶対、無理だな。
河岸のルール
1/Ⅴ.(日)2011
いつも行く寿司屋の大将が、うちの息子を築地の魚河岸に連れってくれるという話に、いつの間にかなっていた。
仕事の邪魔になるんじゃないかと心配したが、「いいえ、とんでもない」と引き受けてくれて、息子もその気で、っていうか2人でそんな約束になっていたみたいだ。
「いつも食べてる魚がどんなとこから仕入れられて、魚をどういう風に選ぶか」を見せてやりたいと言ってくれている。社会科見学だ。ありがたい。勉強する場所は、学校だけじゃないからな。
子供というのは面白いもので、普段は朝なぞ起こされても起きないくせに、こういう時は朝5時でも自然と目が醒める。仕入れの同行をさせて貰い、河岸を見物して、朝飯をご馳走になって帰ってきたようだ。うちは親戚付き合いが少ないから、よその大人が関わってくれるのは有難い。幸せなことだと思う。
河岸といえば、僕も子供の頃、年の瀬になると母親に連れられて買出しに行った。母は、東京の人だから、年末には築地に行ってものすごい量を買い、従業員や近所に配っていた。
母からは河岸のルールをいくつか教わった。場内を車が通るのだが、それは車がよけるのではなく、人がよけるのだと。ひかれたら、ひかれた人が悪いらしい。母は、場内に入ると、俄然キビキビしてきて、チャキチャキしてくる。ある店で買い物をして、店の人がお釣りを渡すのにまごついていたら、「いくらお釣りなの?200円?それなら、ここにあるわよ!」と店の人に200円を渡して帰って来るのだ。
僕が、「今のは、おかしいぞ。200円向こうが払うのを、こっちが200円払ったら、400円の損だ」と指摘したら、「達二、ここでは、それでいいの!」と言い切った。そ…そうか。
今回、寿司屋の大将に、母から聞いた「河岸ルール」をたずねてみると、「車は今でも、そうですね。だから、場内は勝手を知ってる人と行かないと怖いですよ」と真顔で言った。<お釣りの件は?>とたずねると、「う~ん、どうでしょう?それはないんじゃないでしょうか~」と笑いながら答えた。
そりゃ、そうだよな。知ってたさ。
BGM. 近藤真彦「大将」
日沖発2011
30/Ⅳ.(土)2011
スカパーで「修斗伝承2011.4.29」のTDCホール大会をみる。お目当ては、日沖発(ひおきはつ、と読む)。
現在、修斗の世界ライト級チャンピオンだ。昨年末に、マルロン・サンドロと激戦をした。あっ、確かブログにも書いた。良かったら、読んで下さい。多分、12月30日だと思います。
それがすごい試合だったから、本来、挑戦すべき同級1位の選手はまさかの挑戦を辞退。そのため、現役のKOTCバンタム級王者、ドナルド・サンチェスが対戦相手として来日した。King Of The Cageで、現在7連勝中の猛者だ。
今は、原発からの放射能もれのニュースで海外勢は来日に二の足を踏んでいる。本人は承諾しても、家族の反対で断念するものも多いときく。しかし、彼はやってきた。家族や友人を説得して。なぜなら、日沖発と戦えるから。日沖に勝てば、一気に世界最強に名乗りをあげれるから。
試合は、日沖発の圧勝!。力の差、歴然。ワンサイド・ゲーム。
日本の軽量級のトップ選手は、山本キッドも小見川も高谷も、アメリカに渡り、皆、敗れている。彼らの試合を観てて悔しく思うのだが、歯が立たない、のだ。
でも、日沖発ならなんとかするんじゃないかと僕は希望を持っている。でも、日沖発ってあまりアメリカに乗り込んだりしなさそうなんだ。いい意味で、目立とう精神がない。ガツガツしてないのだ。ストイックってそういうものなのかな。
日沖発の入場テーマ曲は「ムーンライト・シャドウ」。ここだけの話、ちょっと野暮ったいのだ。この曲が、リリースされたのは1983年で、日沖発の生まれた年。現在、27才だ。
1/2000の男
29/Ⅳ.(金)2011
旧友に誘われ、明治大学に広瀬隆らの講演を聴きにゆく。
これは福島原発事故の前に企画されていたもので、浜岡原発を止めようというのが主旨だった。それが今回の福島原発の事故があり、主催者によると、当初予定していたキャパの倍、さらに倍、結局4倍くらいの会場にしたという。
1000人くらい入るホールで、大学側がいうにはこのホールにこんなにたくさんの人が入ったのは初めてだそうだ。さらに中に入れなかった人が1000人いたというから、2000人集まったことになる。友人によると、この会は公には宣伝してなくて、口コミだけでこれだけ集まったのは、すごいことらしい。
でもそれはある程度、予想して13時開演だが11時に行って並んだ。そしたら先頭だった。2000人中、一番乗り。関係者席のとなりに陣取り、そしたら広瀬隆が隣にいたので、丁度、本を持っていたのでサインをしてもらった。
講演の内容をここでは細かくは書かない。ただ一つだけ、京都大学の小出裕章という人の冒頭の言葉だけを紹介したい。
小出裕章という人は、京都大学推進派の中で原発の危険性を訴え続けてきた人で、きっと研究費なんかあまり貰えなかったんじゃないかしら。その人が講演の冒頭で発した言葉とは。
「いつか起きると思っていました。40年前に気付いて、一刻も早く廃絶しようと思ってきた。原子力に携わってきた人間として、防げなかった。ごめんなさい」と沈痛な表情で深々と頭を下げていた。
原発の是非は、とりあえず置いておこう。
原発に限らず、何かに魅力を感じ、その世界に入り、そしてその間違いに気付いた時、人はどうするのだろう?
見て見ぬふりしてそこに居続けるか、その世界から立ち去るかだろう。しかし、この小出裕章は留まった。そして、その世界の中から反対意見を訴え続けたのだ。
繰り返すが、原発に限ったことを言っているのではない。
個人が「権力」に立ち向かうのは大変なことだ。妨害や嫌がらせや脅しだってあるかもしれない。自分だけならいいけど、家族とかいると心配で心が折れるかもな。それに「権力」は、飴とムチを使い分けるからな。不穏分子を排除できない時は、買収したり取り込もうとすることもある。
友人から聞いた話だが、ある漫画家がA社の悪口をずっと漫画に描いていたのに、ある時から急にA社のPRのページにその漫画家のイラストが使われるようになったんだって。金で買われちゃったんだ。その漫画家、ちょっと好きだったから、ちょっとショックだな。でも、仕方ないよな。人間なんて、弱いもんだし。
だけど、「権力」の弾圧にもひるまず、自分の正しいと思う主張をし続ける人をたまに目にすると、僕はそういう人を尊敬する。そういう人に憬れる。そういう人に自分もありたいと思う。そして、その努力をするつもりだ。
帰りに、「浜岡原発停止」バッジを買う。
BGM. TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディングテーマ「止マレ!」
子に習う。
27/Ⅵ.(水)2011 はれ
ラブなんとか、といういかがわしいサイトから、1日に10何件も携帯メールが届く。
消しても消しても、まだ届く。
「何とかならないか?」と娘に相談したら、「貸して」と携帯を取り上げ、「こうして、こうして、こうするの」と、
オチャノコサイサイと拒否リストに振り分けてくれた。
ついこないだまで、宿題をみてあげてたような気がするのに。
うちの息子には、秘蔵のビデオや古い漫画をみせ英才教育を施してるのだが、
かわりに動画サイトで「海外の格闘技」や、昔の立川談志や野坂昭如の出演した番組を発掘してみせてくれる。
これが、面白いのだ。
子供に何かを教わるというのは、親として喜ぶべきことなのだろうか。
そういえば、小3の頃、父に「医師会の忘年会」でやる出し物の相談をうけたことがあった。
父は短‘歌’や‘芸’術には明るかったが、流行‘歌’や‘芸’能界には暗かった。
そこで、その分野では、父の知り合いの中では最も長けてると思われる人物=我が子の知恵を拝借しようというわけだ。
僕は、「医師会の忘年会」という響から、堅物の年寄りのヨッパライの集まりだと即座に判断し、
当時流行っていた「ドリフのズンドコ節」のB面の「大変歌い込み」を教えてあげた。
これは、♪エンヤートット、エンヤートット♪という掛け声で始まる民謡「大漁歌い込み」の替え歌で、
♪大漁だよ~♪という所が♪大変だよ~♪という風になっている。
シャイで下戸で音痴な父が、いくら酔っ払いの前とはいえ、歌を披露するとなると、一つ間違えれば、
「ジャイアン・リサイタル」だ。(当時、ドラえもん、まだないけど)。
それでも本人自らが、♪大変だよ~♪、と歌い上げてしまえば、先手必勝である。
周囲も納得せざるをえまい。大変なんだから。ドキュメンタリーともいえる。
演じる方も大変だが、聞く方だって大変だ。指名した人に責任がある。そんな、「大変歌い込み」。
実況中継に近い。同情と共感が入り混じって、拍手さえ起こるかもしれない。そんな目論みだ。
父は、僕の指導の下、なんとか1番だけを覚えた。会のあと、父は上機嫌でご帰還し、大変感謝された。
父親の役に立ったというこの体験は、その後の僕の性格形成に、なんらかの影響を及ぼしたと思う。
BGM. ザ・ドリフターズ「大変歌い込み」