17/Ⅰ.(水)2024 寒い 昔もらった「お守り」の正体が判明。なんと地底人信仰だった。
歯が痛い。歯医者ではノープロブレム。エネルギー療法の先生がくれたのが菊花茶。
これは実はスピリチュアル界隈では、「人の念」や「邪気」に良いらしい。ジャスミン茶のような香りがうっすらして味は野草。
整骨院に行ったら座り方が悪いからだと。右が突っ張る座り方をしてるらしい。でも直さなくていいと。仕事がしにくくなるといけないから、ここで治しますからと。でも3日くらいしかもたないが、ま、十分だ。
僕の仕事姿勢。こう見えて、椅子の上であぐらをかいてる。
遠ざけてみると、こんな感じで座ってます。
拡大。
後姿はこんな感じ。
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自分でも出来ることと思い漢方をお湯に溶かして飲む。
寒さとセロトニンと痛みは関係してるから、SSRIも使用しますが即効性がないから、オーギュメンテーションとしてエビリファイを上乗せします。既存治療で十分な効果がない時に使えます。
セロトニン仮説は僕が国家試験の時にはなかった割と新しい説です。精神医学自体が新しい学問ですから。昔の人はどう考えてたのでしょう?
病虫のせいだとしてたそうです。そう言えば落語で「疝気の虫」というのがあって、病気の原因は「虫」で、その虫は蕎麦が好きで唐辛子が苦手です。言われてみると僕らはほぼ毎日、ランチは蕎麦屋だから、「虫」が喜んだのかも。
そこで今日は仇をとります。まず普通にそばを食べます。
虫がのこのこ出てくるのを誘います。
油断をさせといて、唐辛子作戦。
小皿にも取ります。
直接舐めてやる。
辛いな。
さらに後から来る。体を張った割にはよくならない。「疝気の虫」とは別物か。
西洋の妖怪も調べてみた。ベルギーに「歯痛殿下」というのがいた。確か、「悪魔くん」に出て来た奴だ。
うちにはベルギー関連の美術品があるからおびき寄せてるのかも。文化部長のスーちゃんに、水晶と音叉で浄化してもらう。
デルボーの絵。
診察室の絵もマグリット、ベルギーの人。卵をみて、中の鳥を画家が描いています。タイトルは「透視」。シュールレアリズムです。
念入りに浄化。
この帽子の紳士のオブジェもマグリット。
書棚も浄化。
クノップフからデルボー、マグリットまで。
歯痛を起こす妖怪は世界でも珍しく、このベルギーの「歯痛殿下」くらいだそうだ。しかし、対処策が載っていない。おそらく、西洋の妖怪の類は吸血鬼と同じことをしとけば良いだろう。毎日「にんにく、にんにく」と唱えながら、あるったけのロザリオを。
十字架に弱いはずだから。
これみよがしに見せてやる。
エクソシストになった気分を出してみる。
こうして歯痛対策は、整体・西洋医学・東洋医学・スピリチュアル・おまじない・虫対策・信仰など多方面から固めてみた。あと、足りないものと言えば、愛、くらいか。「ひと薬」って一番効きそうですね。黒澤明の赤ひげで、熱発した研修医の加山雄三をいたいけな少女が手拭いを一晩中、しぼって看病したように。おかけで、加山雄三だけでなく少女も良くなった。誰かのためになる、のは実は自分のためにもなること。赤ひげの作戦だったのです。
昔、沢田知可子の「会いたい」を嘉門達夫が「歯痛い」と替え歌にしたのを思い出しました。